- 事業承継目的のM&A(合併・買収)でファンドが存在感を高めている。
- 後継者不足に悩む取引先の多い地方銀行などの金融機関が相次ぎ参入し、事業承継ファンド経由のM&Aは2024年に100件を超えた。
- レフコデータによると、24年に実行した事業承継M&Aは922件あり、うち107件にファンドなどの投資会社が介在した。
- 10年前との比較ではM&A全体が約4倍になったのに対し、ファンドが関わった案件は約10倍に膨らんだ。
- 事業承継ファンドは企業の株式を買取った後、自行やグループ企業から経営ノウハウのある人材を派遣して財務内容や取引環境の改善を目指す。
- オーナーの一族などに分散している株を集約する効果もあり、経営スピードを上げて企業価値を高め、新たな経営者への譲渡につなげていく。
2025.2.26(木)「事業承継M&A ファンド経由10年で10倍」日経新聞 朝刊

- M&A及び医療業界データメモ
- コメント: 0
コメント