2024.10.8(火)「中小の後継者難、承継支援_大手行、取引拡大狙う」日経新聞 朝刊

・ 大手銀行が次世代に事業や資産を引き継ぐ「承継ビジネス」を通じて取引の幅を広げよ

うとしている。

・ 各社が承継ビジネスに力を入れる背景には超高齢化社会に突入する「2025年問題」がある。

・ 国民の5人に一人が75歳以上となり、事業の承継が円滑に進まずに廃業に陥る企業が増えると懸念されている。

・ 特に中小の経営者は全体の約6割にあたる245万人程度が平均的な引退年齢の70歳以上になる。

・ そのおよそ半分の127万人の後継者が未定で、さらにそのうち60万人には黒字廃業の可能性があるとみられている。

・ 調査会社の矢野経済研究所(東京・中野区)によると、売上高1億円超の中小企業を対象とした国内M&Aの潜在市場規模は約13兆5000億円に上る。

・ 事業承継型のM&Aは22年の8万6174社から35年に9万5234社に増える見通しだ。

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