・ 中小企業のM&A（合併・買収）に詳しい八木啓介弁護士は「事業承継などで自社を売
る際、表明保証の『やり過ぎ』に注意すべきだ」と話す。
・ 最近はM&Aに慣れている買手が「会社に関する全てのことで漏れはない」など極端に網羅的な保証を求めることがあるという。
・ 中には悪質な業者もいる。買手の言うがままに契約し、買収後の従業員の退職などに契約し、買収後の従業員の退職など事前に予期できなかったようなことまで「契約違反だ」と指摘されて損害賠償を請求されるトラブルが後を絶たないという。
・ 「売手の中小企業は多くが初めてのM&Aで、慣れた買手とは知見の差がある。専門家に相談するなどして慎重に契約を進めることが大切だ」と呼びかけている。
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