- 政府は2026年度の診療報酬の改定で、医療従事者の人件費などに回る本体部分を3.09%引き上げる最終調整に入った。
- 30年ぶりの水準になった背景には医療機関の経営難がある。
- 厚労省の医療経済実態調査によると、病院の7割弱が24年度は赤字だった。
- 診療所も医療法人経営で37.4%、個人経営で6.7%が赤字だった。
- 診療報酬は国が決める公定価格だ。
- 医療機関はコスト上昇分を民間企業のように経営判断で価格に転嫁できない。
- 医療費は5割を保険料、4割弱を国と自治体の公費、残りを患者の窓口負担で賄う。
2025.12.20(土)『診療報酬本体3.09%上げ 26年度、30年ぶり改定率』日経新聞 朝刊
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